先日は健康保険控除の税金について書いてみました。
【税金のお勉強①】健康保険控除の計算をしてみました~♪そうなんだ~の連続でした!
控除されている税金すべてを書いていきたかったのですが、健康保険初めて調べてみたので、知らないことばかりへ~、そうなってるんだ~!の連続だったのですが、その続きを。
25,620円も払っているんだ!という感じです。
この金額の内訳を今日は書いていけたらと思います。
いってみよ~ (*゚▽゚)ノ
公的年金=保険
公的年金は老後のための貯金!と思っていました。
だから、この税金をとっておいて貯金していたほうがいいのにな~、なんて思っていまいした。
ですが、厚生労働省のサイトを見てビックリ!
老後資金ではなく、「なにかあったときの保険」という位置づけのようです。
知らなかった!というか、そういう認識だと、これで老後資金すべてを賄えない!というのは当たり前なのかなと。
公的年金で補償される保険部分
- 65歳~死ぬまで支給される(老齢年金)
- 65歳未満でも、重度の障害を負ったとき(障害年金)、大黒柱がなくなったとき(遺族年金)年金がもらえる
- インフレやデフレなどの経済変化に比較的強い
こういったことがあげられると書いてありました。
気になる単語は「比較的」。そうとしか言えない表現ですね。
公的年金=基礎年金(国民年金)+厚生年金
この2つから成り立ったいるということらしいです。
人によって支払っている金額が違うのは、この厚生年金の額が違うから。
国民年金は、20歳以上の日本国民であれば全員払わないといけない。
厚生年金は、いわいるサラリーマンと公務員の年金。
自営業の方はこの厚生年金がないから少ない!ということのようです。
図にするとこんな感じ
会社員と公務員は2つもらえるけど、自営業の方は1つだけということになっているんですね。
そして、専業主婦は旦那さんが会社員なら払ってもらえているので、2つの年金をいただける、ということのよう。
働いていてもこの扶養内で働くと、厚生年金ももらえるということのようです。
厚生年金の税率は?
ここ!気になるのはそこですよね。
一体どれぐらいの税率払っているのか?
サラリーマンは、基礎年金はいくらといった計算ではないようです。
厚生年金に含んで、の計算になっていました。
そして~、厚生年金保険料率は18.3%!!!
労使折半でこちらも会社と半分づつ払うので、個人負担は9.15%!!!
わーお!
ここでまたでてくるのが標準報酬月額です。
この金額が違うから、厚生年金保険料が違ってくるということになります。
前回【税金のお勉強①】健康保険控除の計算をしてみました~♪そうなんだ~の連続でした!
で健康保険控除分を計算するときにでてきたヤツです。
うちのパパの報酬月額は、270,000~290,000円の21等級。
ここでの標準報酬月額は280,000円で計算されているようです。
280,000円(標準報酬月額)×9.15%=25,620円
協会けんぽさんのサイトの一覧表の金額とぴったり合いました。
そして、税率UP!はもう終了したらしいです
平成16年は、13.934%そこから 毎年0.354%ずつUPしていき、平成29年9月に18.3%になったようです。
厚生年金保険料率の引上げが終了します
厚生労働省サイトより
厚生年金の保険料率は、年金制度改正に基づき平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、今年9月を最後に引上げが終了します。また、以降の厚生年金保険料率は、18.3%で固定されることになります。なお、国民年金の保険料については、既に今年4月に引上げが終了しています。
知らなかった!
4.366%もUPしていたんですね。
なんだか、暗くなるようなモヤモヤっとした感じがします。
でも、少子高齢化が進んでいるんだから仕方ないのかな?とも思いました。
少子高齢化が進んで年金もらえないのでは?
これって一番心配ではありますよね。
年金の制度上、自分が払ったお金=自分が年金というわけではないのです。
今払っている年金は、今受給されている人に充てられている。
じゃあ、人口が減って、働く人が少なくなったらもらえない事態になるじゃないか!?
当然の疑問だと思います。
国の対策として、
- 5年に1度保険料の再計算をするようになっている!
- 100年後までの出生率と経済状況の仮定をたてて、厳しめに計画してる!
- 年金積立金といって、使っていない分は貯金している!
から大丈夫、なくなることはありません!と書いてありました。
調べてみての感想
国も対策してくれているのは分かりました。
ですが、この先10年後もどうなっているかその統計通りなっているかなんて、私はやっぱり信じることができません。
厚生年金が保険という位置づけなら、なにかあったときの最後の手段!なので、ここは充てにしないほうがいいのかな?と改めて思いました。
でも、保険料に9.15%も払っているなら、民間の保険は考えなくてもいいかな?と私は思いました。
「遺族年金」が 生命保険の代わりに 、「障害年金」が医療保険の代わりに。
適用にならない場合や、支給額が足りないなどあるかと思いますが、国でしてくれている保険は幅広いし、意外と払っているのかな~と。
税率が上がっていたことも興味もなく、無関心でした。
なんせ勝手に持ってかれている感があったから。
ですが、知るとそれはそれで、納得できることもあるのかもしれません。
おカネの話しなのでゆっくり、でもしっかり知っていけたらいいなと思います。
次回は雇用保険について、調べてみたいと思います!
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